初めての住宅購入で抑えるべきポイント第一位は「土地」です!
土地を軽視する人はいないかと思いますが、それでもプランが煮詰まってくるとついつい変えたくなってしまうのがこの土地という項目です。
最初は土地を重要視していたのに、気づけば希望の土地ではないところに家を建てて
しまった...
残念ながらあるあるですΣ('◉⌓◉’)
住んでしばらくして後悔。。。
残念ながらあるあるですΣ('◉⌓◉’)
悔いのない住宅を手にいれるためにも、コラムを読んでぜひプランニングに役立ててください!
この世に同じ土地は一つとしてないからこそ難しい
住宅街を見ると同じような間隔で住宅が建ってますよね?
では同じ住宅街の東南角地に建つ家と北西角地に建つ家で全く同じかというと、これが全く違ってくるのです。
同エリア、同地域、同住宅街でも少しズレれば違う顔を見せるのが土地という魔物です。
スペックにして比較できないからこそ、土地の選び方って難しいんですよね。
それに人によって求めることも違います。
職場や親戚の関係など、これも加えれば土地というのは千差万別です。
と前置きはこれぐらいにして、どのような基準で選びばいいのか書きます。
土地は死ぬまで暮らせるかどうかで選びましょう
比喩表現などなんでもなく、今から老後まで暮らせる土地を買いましょう。
なぜならば土地は動かせないからです。といっても当たり前すぎますね。
家は建て替えられます。広い二階建てから老後を見越して平家で建て直すことができます。
何ならスケールダウンして平家にする場合、あまり費用はかからないので標準的な貯金をしていれば全然建て替えられます。
というかマンションを買うより安く済みますし、自分の理想的な老後生活を送れます。
老後において重要なのは、近くに病院はあるか?スーパーがあるか?といった極々当たり前のことです。
理想を言えば自動車の免許を返納しても近隣に徒歩で行けるぐらい何でも揃っている土地か?ということです。
土地は値上がりするけど家は値上がりしません
基本的に家は耐用年数が定められている通り、ある程度は劣化します。
住めなくなるわけでもないし、住むのに不便というわけでもないけども、劣化します。
自動車の走行距離と似てますね。走行距離が多ければ多いほど故障の可能性も高まりますが、自動車としての機能はメンテナンスがされていれば影響を及ぼしません。
ですので住宅は新築当時と比べて通貨換算した時の価値が下がります。
ただ土地は基本的に上がっていきます。
土地には耐用年数がありませんので、インフレすればするほど値上がりします。
周辺が開発されれば取得時よりも価値は上がりますし、ひょんなことから価値が上がります。
もちろん昔は栄えてたけど、今は没落しましたみたいな土地は値下がりする可能性があります。
岩手県で言えば、花巻、北上、奥州は人口が減っていくので大きい工場とかできない限りは下がっていく可能性が高いです。
でも基本的に土地は値上がりします。
家よりも土地にお金をかけた方が資産性は高い
上記の理論から家よりも土地にお金をかけた方が資産性はあります。
それぐらい立地というのは強いものです。
都会の土地の大きさ的に厳しいぐらいの大きな家を建てましょうとか、何か目的があってあえて遠い郊外を選ぶのはアリですが、特に理由もなく、体力に自信が無い方は可能な限り便利な土地を選びましょう。
岩手県ですと、盛岡市は基本的に便利ですし、穴場スポットとしては矢巾町なんて病院もスーパーも揃っているのでアリですね。
矢巾町にないのはイオンぐらいですので。
安い土地で高価な家より、高い土地で安価な家が望ましい
住宅営業マンがこんなこと言っていいのかっていう気はしますが、土地が良ければ家のグレードは多少のことがない限り気になりません。
我々住宅営業は建築した住宅の価格によってインセンティブが変わるので、ハウスメーカーはこんなこと言いません。
ただ1人の住宅営業マンとして、住宅のグレードより土地の利便性に着目してプラニングして欲しい所存です。